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サッカー・フットサル指導者ポッターによるサッカーブログ

18-19 PL開幕戦 マンチェスターU対レスターシティ レポート

 

 

 

3時50分にアラームかけたはずが…

 

 

 

しっかり9時まで寝てしまいました。

ポッターです。

 

 

ついに2018-19シーズンイングランドプレミアリーグが開幕しましたね!

 

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昨日遅くまで飲んでしまい、4時に起きることができませんでした…

しかし、

しっかりDAZN見逃し配信で観ました!

見逃し配信てほんと有難いですよね。

 

今日はPL開幕戦マンチェスターユナイテッドレスターシティについて、一回しか見てないので分析まではいきませんがレポートしていきたいと思います。

 

まず、両チームのスタメンがこちら!

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ユナイテッドはバレンシアからローンバックしたアンドレアス・ペレイラをアンカーで起用してきました。

しっかりと三角形を作る動きや、アンカー落ちからシンプルに繋ぎを行っていて良いパフォーマンスでした。

セカンドボールの回収、予測も素晴らしかったです。

本来は2列目の選手だと思うのでマティッチが戻ってきた時にどう使われていくか楽しみですね。

 

右IHで使われた新加入フレッジはまだ連携が不十分なところも見えましたが、散らすロングパスや守備力は高いレベルにあると思います。

プレス回避の際の状況確認やポジショニングが上手くなればいいですね。

これからまた調子を上げていってほしいです。

 

レスターも新加入のジェームズ・マディソンがST(セカンドトップ)で起用されていました。

彼は前線からのプレッシングの際、CFのイヘアナチョに指示を出しながらプレスをかけているのが印象的でした、IQもあって周りに声を出せる選手であることが一目で分かりました。

攻撃時も、うまく相手のライン間に位置取ってボールを受けれるし、ドリブル時もボールの置き所がいいので相手に奪われず、ファールをもらうことができる選手でした。

プレスキックの精度も高いので、ドルトムントマルコ・ロイスに似たタイプだと思います。

決定的なパスやシュートが増えたらかなり怖い選手になれると思います。

今後が楽しみですね。

 

 

試合はスタートからレスターはいつもの綺麗な442で前からプレッシングしていきます。

 

それに対してユナイテッドはペレイラがCB間にアンカー落ちして3バックを形成し、デヘアと4人で相手の2トップのプレスを回避します。

これによってSBのルーク・ショーマッテオ・ダルミアンが高い位置を取ることができます。

それに合わせてWGのマタとサンチェスがハーフスペースに降りてくるため、レスターのSH(サイドハーフ)デマレイ・グレイとリカルド・ペレイラは絞って対応しなければなりせん。

そして、高い位置でフリーになったショーとダルミアンがボールを受けるシーンが増えてきます。

 

そして開始2分、はやくもゲームが動きます。

 

上述した形でボールを受けたショーがかなり高い位置まで仕掛け、ダニエル・アマーティーが出たところ、ハーフスペースでフリーになったアレクシス・サンチェスがシュート。

そのディフレクティングがアマーティーの手にあたり、PKを取られました。

 

あのシーンはショーを自由にしすぎたアマーティーと、サンチェスをフリーにしてしまったRペレイラの守備意識が問題です。

Rペレイラのポジションに岡崎が入っていれば、おそらくサンチェスはフリーになっていなかったでしょうね。

 

そしてそのPKをポール・ポグバがしっかりと決めて先制

 

ポグバはW杯を決勝まで戦ったため、今節はコンディションが心配されていました。

しかし、そこでモウリーニョはポグバにキャプテンを任せました。

これはW杯で大活躍したポグバのモチベーションを維持するためのマネジメントだろうと私は予測していました。

 

そしてそのPKです。

PKを取った功績はサンチェスにあったのでサンチェスが蹴るだろうと思いましたが、ボールを取ったのはキャプテンマークを巻いたポグバでした。

PKストップが得意なカスパー・シュマイケルに対してしっかりと決めてきました。

 

まさにモウリーニョの思惑通りだったと思います。

 

ただのPKによる一点ですが、これがシーズン通してのポグバのパフォーマンス、そして最終的なチームの結果を大きく変える一点であるように私は感じました。

 

ポグバ自身は移籍やモウリーニョとの確執の噂がありましたが、この一点がポグバをユナイテッドに集中させるものになったと思います。

 

モウリーニョやりますね。

 

ただ、ゴール後パフォーマンスをしなかったのが少し気になりました。

私の思いすぎかもしれませんが、

移籍が決まっていてユナイテッドへの感謝を表したのか?

もしくはキャプテンとして、チームに対してまだ落ち着くべきだと表現したのか?

と勘ぐってしまいました笑

 

 

ユナイテッド先制後はレスターがボールを保持する時間が増えます。

中盤のヌディディを中心に幅広くボールを回し、ライン間でマディソンが受けたり、SBが高い位置で仕掛けたりと良い形は作りますが、最後はユナイテッドのCBに回収されてしまいます。

特にエリック・バイリーはめちゃめちゃ強いですね。

予測もできますしいい選手です。

ユナイテッドはそのバイリーを超えてもデ・ヘアがいるんですからほんと守備が固いですね。

 

さて、そのレスターの攻めに対してユナイテッドはカウンターで攻め返しますが、この日CFに起用されたマーカス・ラッシュフォードがあまり良いプレーができません。

カウンターの起点としてはルカクにかなり劣ることを示してしまいました。

彼は最近伸び悩んでますね。

スピードを持ったラインブレイクと、ミドルシュートが得意なので、もっとはやくボールを離して次のスペースへ移動することを覚えてほしいです。

 

 

ユナイテッドのカウンターに対してレスターもCBとヌディディでしっかりとまもります。

ヌディディは本当に良いプレーヤーですね。

守備時の予測や守備範囲の広さ、繋ぎのうまさも兼ね備えており、ビッグクラブでも通用するアンカープレーヤーだと思います。

 

 

そしてそんな流れで互いにレスター26分マディソンやユナイテッド40分サンチェス、41分ショーと、

チャンスは作りますが両チームGKが高いレベルにあるので決まらず前半終了です。

 

 

後半はユナイテッドがボールを持つシーンが増えます。

ポグバが攻守でかなり目立っていました。

攻撃はいつものテクニックとパス精度を披露し、守備ではサンチェスの分まで広範囲にファイトしていました。

それによってサンチェスは攻撃に集中できるので彼もまた、良いプレーが増えていました。

ユナイテッドはかなり良い形で攻めますが、やはりラッシュフォードがいまいち…

ルカクなら!みたいなシーンが何度かありました。

 

なかなか攻撃が作れないレスターは63分、

アマーティーに変えて新加入ドリブラーのラシド・ゲザル、

そしてマディソンに変えてエースのジェイミー・ヴァーディを投入します。

個人的には、マディソンとヴァーディのコンビが見たかったです(ロイスとオーバメヤンっぽいし…)。

 

やはりヴァーディが入ると彼はラインの駆け引きを頻繁に行うので、ユナイテッドのCBは嫌そうでしたね。

ゲザルも独特のリズムでドリブルを仕掛け、ショーを苦しめます。

 

ただそこで流れを持っていかせないモウリーニョ

66分ラッシュフォードに変えてこちらもエースのロメル・ルカクを投入。

この辺の試合運びのうまさはモウリーニョさすがだなと思いました。

ルカクは収められるので後ろが楽になりますね。

 

そして続けて76分にはフレッジに変えて守備力のあるマクトミネイを入れます。

これもモウリーニョらしいチェンジでした。

フレッジはかなりミスが多かったですが、プレミア初舞台かつ開幕戦レスター相手という難しいゲームにしてはよくやっていたと思います。

 

 

そんな中お互いにチャンスを作りますが両GKの高パフォーマンスで1-0が続きます。

 

しかし、82分に試合が動きます。

 

先制シーンと同じく今度は右WGのマタがハーフスペースでフリーになり、左サイドを駆け上がったショーへパス。

そのままショーがゴールへ突き刺して追加点!

形は違えど先制点と原理は同じゴールでした。

 

このシーンはルカク投入によってレスターのDFラインがかなりゴール前に密集させられてしまった点と、

ショーのスペースを空けるために左WGのサンチェスがレスターの右SBペレイラを引っ張っていったことによって生まれました。

これもまた先制シーンと同じく、右サイドのゲザルが守備をサボったことが原因でした。

 

守備の問題点も形は違えど原理は同じだったんです。

レスターの課題と言えるでしょう。

 

 

2点差をつけたユナイテッドはフェライニを投入し、高さで攻めるレスターにしっかりと対策します。

ぬかりない交代です。

 

しかし、レスターもこのままでは終わりません。

アディショナルタイムにRペレイラのクロスからヴァーディが押し込んで1点返します!

 

さすがヴァーディというゴールで反撃の狼煙をあげますが、ここで試合終了。

 

FT 2-1 ホームのマンチェスター・ユナイテッド勝利でした。

 

 

両チーム本調子、ベストメンバーではなかったかもしれません。

ただ、それを全く感じさせない開幕戦らしい好ゲームでした。

 

個人的なMOMはポール・ポグバです。

声も出してファイトしていました。

 

レスターはヌディディが良いパフォーマンスでした。

マディソンも期待ができる印象を持ちました。

 

逆に残念だったプレーヤーはユナイテッドのラッシュフォードですね。

解説の方もおっしゃっていましたが、勝てなくても競り合ってくれれば相手を苦しめることができるのになーってシーンや、球離れ遅くて攻撃を止めてしまっているシーンが見られました。

改善に励んでほしいです。

 

とは言っても、本当に良い試合を見せてもらいました。

両チーム今後も楽しみですね。

 

 

 

 

ナイスゲーム!!

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ヤングのプレーもみたいです。

 

ではまた!!!

 

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