ロシアW杯総括（初投稿）
暑いですね、ポッターです。
私事ですが、先週末に別府で行われたフットサルの大学選手権九州予選に出場してきました。
結果は予選敗退。全国への夢は儚く散りました。大学リーグでリベンジ目指します。
初投稿何書こうかなーと迷いましたが、今更ながらサッカーロシアW杯の総括でもしようと思います。
ブラジルW杯を終えて以降のサッカー界は、
バルサのMSNトリデンテが三冠達成、レスター442が奇跡のプレミア制覇、3バックの流行、強すぎたレアルのイスコシステム（今度記事書く予定）などなど、様々な戦術やシステムを持ったチームが我々を魅了してくれました。
そんな中、今大会はどんな戦術が勝つのかと期待して観ましたが、勝ったフランス代表のシステムは442でした。とてもシンプル且つ分かりやすい戦術でこの時代を制しました。惜しくも準優勝に終わったクロアチアもセットフォメは4123だったとはいえ、守備形態はインサイドハーフかウイングが前に出る（モドリッチとかペリシッチがよく前プレしてた）変形442でした。
そして優勝したフランス、ベスト4のイングランドなど、いくつかのチームは準備されたセットプレーによって勝ち上がりました。
つまり今大会は「442とセットプレーの大会」だったと私は考えています。
思えば予選から44ブロックで強国を苦しめたチームはとても多かったように思います（スウェーデンやデンマークなど）。
今大会のPKの多さは、VARだけでなく44ブロックの多さからも言えるでしょう。
上述したような多くの戦術が生まれた四年間でしたが、ほとんどのチームは442を採用しました（日本も含め）。それによってドイツやスペインといったポゼッションサッカーは敗退していきました。
それはなぜか、ナショナルチームが戦う舞台だからです。
ナショナルチームが現在のマンチェスターシティや三冠した時のバルセロナのようなサッカーができるわけがありません。そんな戦術を完成させる期間がないのです。ただ、442なら完成し得るでしょう。
しかも優勝したフランス代表にはグリーズマンとカンテがいました。彼らがブロック形成をサボりがちなエムバペとポグバの管理を徹底しました。
また、デシャンのセレクトも素晴らしかった。
ユーロではバランスを考えずに、パイェやエブラを選択していたサイドハーフとサイドバックには守備を怠らないマテュイディやリュカを採用しました。
これによってエムバペやポグバに自由が与えられ、あの活躍があったのでしょう。
セットプレーはVARが採用された今大会、力を入れるべきポイントでした。マーカーが手を使って相手を止めることができなくなったからです。イングランドはバスケのセットプレー戦術をサッカーに落とし込み、セットプレーのイングランドと言わしめました。
フランスもまた準備されたセットプレーによって勝ち上がりました。
おそらく海外主要リーグやUCLでもVARは採用されていくでしょう。セットプレーはまだまだ進化していくと予想できそうですね。
今後、まだまだサッカーは進化していくでしょう。2年後のユーロ、4年後のカタールW杯ではもしかしたらナショナルチームがシティのようなサッカーをしているかもしれません。
私の予想では次のナショナルチームの大会は3バック戦術が勝つと思っています。
44ブロックの延長線上であり、ハーフスペース管理もしやすいからです。
その片鱗をベルギーやイングランドが見せてくれました。
ま、当分はまたクラブのサッカーを楽しみつつ2年後のユーロを待ちましょう。
フランス代表おめでとう！
初投稿なので文字だけで、よくわからない記事になりましたが次からは写真や図を用いて試合分析などを行いたいと思いますので今後も読んでいただけたら嬉しいです。
ポッターでした。
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