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18-19 PL第1節 マンチェスターCvsアーセナル レポート

 

 

グアルディオラの試合後のインタビュー

「メンディは、メンディだよ。時々殺したくなるときもあるし、何て良い選手なんだと思うときもある。彼は、チームにエナジーを与えてくれる。向上の余地はあるね。SNSのことを少し忘れるように説得して、いくつか向上すべき点があるね」

 

これを見たバンジャマン・メンディ。

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だから、SNSすんなて笑

 

いいキャラしてますねー。

 

 

 

こんにちはポッターです。

 

今日はそんなメンディも出場しました

PL第1節 マンチェスターCvsアーセナルについてレビューしたいと思います!

 

開幕戦からビッグゲームが観れるのは嬉しいですね。

主な注目点としては以下の2点です。

アーセナルは新監督ウナイ・エメリのもとどのようなサッカーを目指すのか。

②シティはマフレズのフィット感や、新しいシステムがあるのか。

 

さて、まずは両チームのスタメンがこちら!

 

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まず注目①から見ていきます。

 

アーセナルは新加入のウルグアイ代表MFルーカス・トレイラではなく、ICCで評価を高めた19歳、こちらも新加入のマッテオ・グエンドゥジがジャカの相方としてボランチ起用されました。

彼はよくボールのくるところに顔を出し、かなり画面内にいることが多かったように思います。

(髪型が特徴的なのもあるかもしれませんが…)

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このゲームでは多くのミスがあったために世間からの評価は低いですが、この年齢と初出場であったことを考えれば、ミスはそこまで評価を落とすポイントではないと思います。

逆に、持ち味の運動量や察知能力、テクニックをしっかりと見せてくれました。

ただ、ビッグ6のレベルにはまだないですね。

これからの成長に期待しましょう!

 

また、アーセナルはトップ下にアーロン・ラムジーを起用し、今シーズンから新たに10番を背負ったメスト・エジルを右SHに置きました。

ラムジーは2列目からの飛び出しが得意である一方でバランスを取れない点でボランチ起用しづらいためこの配置の意図は理解できます。

 

おそらくエメリが考えた攻めの形はこうです。

 

左右SHにボールを集め、SBとトップ下に追い越させる。

↓↓↓↓

そこへパス供給し、CFオーバメヤンorマイナスでフィニッシュ

or

それをデコイとしてCFオーバメヤンへ楔→落としをシュート

できない場合は2ボランチに下げて逆サイドへ

また最初は戻る。

 

 

実際このような形で何度かチャンスになりかけていましたが、パスが合わずにボールを失ってしまったり、最後のシュート精度が悪いシーンが続きます。

 

そして、やはりエジルが王様なので周りが気を使ってしまっていますね。

これは誰が悪いと言える問題ではなく、チームの深刻な問題として改善に取り組まなければならないでしょう。

 

後半はエジルをトップ下に戻しました。

加えてCFにラカゼットを投入し、オーバメヤンを左サイドに置きました。

エジルをトップ下にすれば、エジル王様問題は深刻化する一方です。

後半はエジルとその他が合わなくてボールを失うことが非常に多かったです。

 

アーセナルは噛み合わないままゲームを終えてしまいました。

 

1つだけ良かった点をあげるとすれば、後半終了前にトレイラが出場しました。

少ない時間でもボールにたくさん触りました。危機察知能力が高いのか、もしくはスピードが速いのか分かりませんが

ファーストプレッシャーの速さが目立ちました。

今後期待が持てるプレーヤーだと思います。

 

 

 

次に注目②です。

 

シティはスタートから新加入リヤド・マフレズを右WGで起用してきました。

そして以前課題としてブログに書いた左SBにはバンジャマン・メンディが置かれました。

 

シティはビルドアップ時に右SBのカイル・ウォーカーがHV化して3バックを形成します(361を形成し、CB3枚とボランチ2枚で数的優位)

↓↓

そして右ワイドにマフレズ、左ワイドにはメンディorスターリングが張り出してそこでドリブルを仕掛けます。

↓↓

IHがチャンネルラン(インナーラップのパラレラ)

or 

SBがオーバーラップ(ポケットインするように)

フィニッシュ

 

という形を目指していました。

 

実際に先制点は左ワイドのスターリングが仕掛け、IH化していたメンディがチャンネルへパラレラ

それをデコイにしてカットイン

フィニッシュ

 

でしたし、2点目も同じような形で、

逆にメンディがオーバーラップし、そこを使ってマイナスパスに合わせたベルナルド・シウバのゴールでした。

 

攻撃の完成度はかなり高いです。

しかし、2点とも左スタートであることから分かるようにマフレズは得点チャンスを作ることができませんでした。

これはまだまだ連携を深めることと、マフレズ自身が戦術的に成長することが必要でしょう。

 

そして、攻撃は完成度高くともビルドアップは危なっかしいものでした。

特に左SBのメンディの偽ボランチとしてのビルドアップ能力は全く未完成でした。

グアルディオラが殺したくなるのも分かるポジショニングでした。

 

また、終了前にデ・ブライネが出てきてビルドアップが改善されたところをみるとスタメンでIHとして起用されたベルナルド・シウバやギュンドアンもまだまだだなと感じます。

デ・ブライネが凄すぎるんですけどね。

これにダビド・シルバもいるんだから凄いチームです。

 

ただ、このビルドアップではリバプールトッテナムを相手にするとかなり苦戦するような気がしました。

まだまだ完璧なチームとは言えない状況です。

 

 

ただ、ゲームとしてはほぼ完璧な勝利でした。

新戦力や新戦術を試し、主力を最後に出場させる余裕もありました。 

ナイスゲームでした。

 

アーセナルとしては屈辱の負けでしょう…

 

 

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エメリにはメンディのようなメンタルが欲しいですね笑

 

 

 

ではまた!!

 

 

 

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